リヤに続きフロントもTR-011 TOURIST に換装しました。同時にリムバンド、チューブをヘビーな仕様に変更しています。空気圧を下げて走る気満々だったので、ビードストッパーも購入していましたが、今回は装着しませんでした。理由は後ほど。今日の記事、リヤの記事と同様にホイールへの脱着方法は記載していません。主に純正との比較についてです。
同時購入品
まずは、フロントタイヤと同時に購入したものを紹介しておきます。
- ダンロップ チューブ(アマゾンへのリンク)
型番が136571の競技用強化チューブです。 - ダンロップ リムバンド(アマゾンへのリンク)
型番は22-21Aで末尾のAがゴムの厚さを表しており、Aが1.5mmで、無印が1.0mmです。 - ダンロップ ビードストッパー(アマゾンへのリンク)
リム幅1.60用で、型番は430069です。
ダンロップの商品情報はこちら(公式サイト)です。上記部材は、公式サイトからダウンロード出来る総合カタログの59,60ページに掲載されています。

重量比較
純正との重量比較をしておきます。まずはタイヤ本体から。僅かに軽い。なお、TW301は3,000kmほど走行しています。

チューブとリムバンドを合わせた重さを加えると純正の方が190g軽くなります。

リムバンド単体だとこのくらいの差です。純正のリムバンドは厚さ1.0mmです。

チューブに関する注意点
買って比較して初めて気づいたのですが、今回購入した競技用の強化チューブについて少し気になるところがあります。写真では分かりにくいですが、実物は明らかにダンロップの方が細いです。

ダンロップのカタログの仕様表の一部を書き出すと次のようになっていて、購入した136571の適用タイヤサイズに2.75-21がありません(訂正あり)。ショップの商品紹介には2.75という文字がありましたので油断していました。ちゃんと調べないといけないですね。おそらく問題なく使えると思うのですが、ノーマルの136569が無難かも知れません。

または、IRCのHEABY TUBEシリーズでしたら、459091(アマゾンへのリンク) という商品が適用サイズに2.75-21が含まれています(公式カタログ上で)ので、IRCを選択する手もあります。実際の太さ等は買ってないのでわかりません。無責任発言です。
IRCのカタログはこちらです。
IRCカタログダウンロードサイト(公式サイト)
もう一つ、注意点を。ダンロップのカタログに次のような記載がありました。定期的にチェックしてみたいと思います。

IRCのカタログにはそのような記載はありません。そもそも材質の記載も無いので、書いてないだけかも知れません。
2023/01/22 追記(訂正)
チューブの梱包に入っていた商品札に対応サイズが書いてあり、2.75-21 もしっかりと対応しているようです。お騒がせしました。カタログの表への記載漏れなんでしょうかね。

外径比較
数値上、TR-011 TOURIST の方が直径で7mm大きいです。写真はエアを入れていない状態です。エアを入れると、TR-011 TOURIST の方はトレッド面がもう少し丸みを帯びます。


ビードストッパーを取り付けなかった理由
改めてビードストッパーの役割をさらりと。タイヤの空気圧を思いっきり低圧で走行していると、回転方向に大きな力が掛かったとき(制動時)に、タイヤとリムがずれることがあり、その時チューブとタイヤが張り付いていると、チューブのバルブは固定されているのに他は動こうとするので、バルブの付け根辺りが引っ張られ破れることになる。これを防ぐのがビードストッパーです。タイヤとリムを固定してくれます。取り付けるにはビードストッパーを固定する穴をリムに開ける必要があります。そう、この穴を開けるという事実が躊躇の理由です。低圧にしなかったら必要の無い部品であり、もしTOURISTが気に入らなくて他の銘柄に変えたとき、穴だけが残ってしまう。昔のセローのように、ゴム製のプラグで蓋をして運用もありなのですが、やはり、真新しいリムに穴は開けたくないという思いが強かったです。
実際に空気圧を下げつつ走行を重ねてみて、必要性を感じれば穴を開ける。ということにして、今回は取付無しです。
装着時のパウダー
パウダーって何よ?という声が聞こえてきそうですが、自転車のタイヤ交換時やパンク修理時によく使うタイヤパウダーをオートバイでも使っています。目的はタイヤとチューブの張り付き防止です。オートバイでこれをしている話をあまり聞かないので、少数派なのでしょうか。もしかして、やっちゃいけない理由があったりして。でも、一応書いときます。
塗ってる粉はこちら。タルクです。アマゾンでも買えます。パナレーサーとかが専用のタイヤパウダーを出していますが、高すぎです。(リンクはいずれもアマゾン)

タイヤ内面に適量入れて、タイヤを回して全体にまぶします。乾いたスポンジやウエスで拡げても良いです。

チューブはナイロン袋の中にタルクと共に入れてシェイクしてます。バルブに粉が入らないようちゃんとキャップをしておく必要があります。

取り出すと真っ白です。

装着イメージ
後輪とは違い、扁平率は一緒だし、直径差も少ないし、ブロックの高さも低いので、後輪ほどの交換した感は感じないです。

僅かに大きくなった直径で、ダウンフェンダーとの隙間が少し狭くなり、見た目が好みに近づきました。泥や雪が詰まりそうなほど狭くはないです。

あとがき
ぐだぐだ書いてたら長くなったので、インプレッションは明日以降にします。まだダートは走っていないので、それからでも良いのかなとは思いますが、とりあえず、アスファルトでの感触を書いてみます。
では、また。
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