前回1,000km時の摩耗量チェックから更に1,000km走ったので再び摩耗量をチェックしました。前回は1,000km中140kmがダートでしたが、今回はほぼ舗装路(ダートは10km程度)のみの走行です。TR-011 TOURIST の購入を検討していて摩耗が気になっている方は参考にしてください。
TR-011 TOURISTに関する、今までの記事は次のリンクからどうぞ。
リヤタイヤ
新品時のブロック高
まずは、新品での状態から確認しておきます。
新品時のブロック高さは12.5mmで、中央とその左右の2列目ブロックとも同じ高さでした。
1,000km走行時のブロック高
続いて、前回掲載の1,000km走行時の摩耗です。再度掲載しておきます。
中央ブロック
中央ブロックの高さは9mmになっており、1,000kmで3.5mm減です。
2列目ブロック
2列目(左右)のブロックも同様に9mmでした。
2,000km走行時のブロック高
そして、更に1,000km走った状態です。
中央ブロック
中央ブロックの高さは6mmになっており、1,000kmで3.0mm減です。
2列目ブロック
今回はほぼ舗装路のみだったためか、中央に近い方の摩耗が激しいです。内側が7mm程度で2mm減、外側が9mmほど残っていて、ほぼ摩耗無しでした。ちなみに舗装路でも常に100kPaで走行しています。
フロントタイヤ
新品時のブロック高
フロントの新品時は中央、2列目とも7.5mmでした。
1,000km走行時のブロック高
中央ブロック
1,000km後の中央ブロックが6mmで、1.5mm減です。
2列目ブロック
左右ブロックも同様です。
2,000km走行時のブロック高
中央ブロック
1mmほど摩耗して5mmになっていました。
2列目ブロック
0.5mmほど摩耗して、5.5mmになっていました。後輪同様、舗装路メインでは中央ブロックの摩耗が多いようです。
今回の摩耗に関する報告は以上です。峠道も結構走っているのですが、やはり舗装路のみでは中央付近の摩耗が激しいようです。
燃費
前回に引き続き燃費の報告です。
下表の5行目までが純正のTW301、TW302 を履いていた時の燃費で、空気圧は一人乗り標準の、前1.25kPa、後1.50kPa で走行しています。それ以降が TR-011 TOURIST です。空気圧は前後とも、常に1.0kPa を保っていたつもりですけど、前輪については天然ゴム製強化チューブのため抜けが早く、0.9kPa 程度まで落ちていたときもあります。
総括
おおよそですが、1,000km走行で、後輪が3mm、前輪が1mm減る結果となっています。とすると、
あと1,000km(合計3,000km)走行すると後輪のブロック高さが3mmになるわけで、何ミリまで乗るのか分かりませんが、思ってたより寿命が短く感じます。このタイヤを購入しようかと迷っている方、ダートでの楽しさはピカイチですが、短命であることを覚悟した方が良いようです。オフロードを走る予定のないツーリングで摩耗を気にしながら走るのはつらいです。出来ることならば、オフロード専用としてホイールを別途購入し、行き先に応じてホイールごと交換できる環境を構築してみたいものです。高いですけど。
コメント
はじめまして、TR011は減るの早いですよね~。
3ミリでも空気抜けば、TW302の新品よりも食いつきはいいですよ。