ETCにメインスイッチを追加する セロー250 ファイナルエディション

部品・用品

3月初旬に公開したETC車載器の取付けに関する記事の最後に、ETCの電源スイッチを付けたい、なんてことをつぶやいていましたが、やっと実行に移しました。これで、高速に乗る時以外に、ETCの電源を切れるようになりました。消費電力も大したこと無いので、電源入りっぱなしでも実害はありませんが、なんとなく切っておきたいのは、前にも書いたとおりです。スイッチは、なるべく小さいものを選んだので、目立たず、邪魔にならず、いい感じです。

スイッチ選び

スイッチの選択ですが、まだ具体的な装着場所は決定しないまま、ハンドル周りもしくはメーター周りへの装着を想定して、なるべく小さいもので防水仕様であることを条件に探しました。
選んだ商品は、NKKスイッチズという会社のM-2011Wという商品です。こういうスイッチに対して知識があまりありませんので、用途的に合っているのかとか、よくわからないまま購入しました。また、同時に防水キャップ(AT-428)も購入しています。

購入はモノタロウからです。アマゾン楽天でも検索したら出てきますが、購入時の最安値はモノタロウでした。

スイッチケース製作

購入したスイッチの実物をハンドルやメーター周りにあてがいながら、どこにつけるのかを検討した結果、メーターのインジケーターの下側あたりに両面テープで貼り付けようという、なんとも芸のない選択となりました。というわけで、むき出しってわけにも行きませんので、スイッチのケースから設計です。3Dプリンターを使います。とりあえず、試作ケースを製作して合わせてみました。羽みたいなのが生えてますけど、両面テープで固定する面積を少しでも大きくするためです。ちなみに貼り付ける部分の大きさは10mm×30mmです。

試作1号ケースの設計
防水キャップが浮いているようで、かっこ悪い。

ケースに入れてみると、防水キャップ下の取付用ナットが目立って気に入らないので、後でバラすことは考えず、完全に隠れる構造にしました。

2号ケース。奥はナットを隠すカバー。
裏から見たところ。
取付ナットを締め込んだところ。
ナットカバーを接着剤で固定。
防水キャップを着けたところ。

裏から覗くとこんな感じです。配線をはんだ付け後、チューブで保護してから、シリコンで固めてます。

ほぼ、ぎりぎりサイズ。
M-2011Wはハンダ付け用端子です。
使ったシリコンは信越化学のKE45T

配線はタンク下から延長します。途中にコネクタが無いと整備時に不便なので、ヘッドライト裏でつないでいます。タンク下からヘッドライト裏までの配線はこんな感じに製作しました。

車両への装着

配線、部品は出来ていますので、後は既存のハーネスに添わせながらヘッドライト裏に導き、スイッチは両面テープで貼り付けるだけです。ETCアンテナ線とほぼ同じ経路で沿わせています。ETC取付の記事で、「工具置き場の配線は暫定的であり、タンクの下あたりにまとめて、工具は元の位置に置けるようにする」何てことを言っていますが、ほぼ諦めてます。電装品が増えて収拾がつかなくなったので、工具を収納する場所を何処かに創設する方向で今は考えています。

元々の工具置き場は配線の山。黄色の線が今回の配線です。工具を止めてたゴムバンドですべての配線をまとめて止めてます。

ヘッドライト裏での接続の様子です。

U字になってる赤い線がスイッチ側。

スイッチの貼り付け場所はメーターのインジケーター下です。クラッチケーブルが近いですが、今の所、当たりそうにはないです。で、塗装はまさかの緑色。いや、ここは黒やろって、突っ込まれそうですが、ファイナルエディションは緑やろということで緑にしました。で、実は、黒のほうが良かったかな、と思ってます。

あとがき

念願のスイッチを着けたので、ETCに関してはこれで完了です。と言いたいところですが、もしかすると、カプラーを防水仕様に変更するかもしれません。他の電装品も全てではないですが、防水カプラー化計画が進行中です。

では、今日はここまで。また、こんど。

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