【エブリイ】エンジンオイルとオイルフィルターの交換はジャッキアップ無しで出来るのか?【Joinターボ 4WD 5MT】

every メンテナンス

いつもであればジャッキアップして、車両の下に潜り込んでエンジンオイル及びオイルフィルターを交換しているのですが、ジャッキアップすらも面倒くなったので、全く車両を持ち上げること無く交換ができるのかどうかやってみました。また、今回からエンジン添加剤を今までのベルハンマー7からベルハンマーライトに変えてみます。

オイル抜きまーす

結果から申し上げますと、ジャッキアップ無しで交換可能でした。作業時の体勢が悪いので決してやり易くはないですが、問題なく出来ます。下図は運転席側から覗き込んだ時の写真です。左の矢印がドレンボルト、見えてはいませんが右の矢印の先にオイルフィルターがあります。ドレンボルトを締める時にトルクレンチを使うようであれば、プラスチック製の黒いエンジンカバーが少々邪魔なので、丸印のクリップを外しておいた方が作業性が良いようです。メガネレンチのみでの作業でしたら外す必要はありません。

ドレンボルトより奥の方にオイルフィルターがありますが、運転席側にダンボールでも敷いてゴロンと横になって手を伸ばすと十分届きます。

ただし、いつも使っているドレンパンの縁が高いので、手の入るスペースがありませんでした。今回はフィルターレンチにソケットのエクステンションバーを取付けて外してみましたが、フィルターもレンチも抜いたオイルの中に落ちてしまい散々でした。背の低いドレンパンを用意すれば問題無さそうです。

オイルフィルターの真下にドレンパンをおいた状態。ほぼ、手が入りません。次から背の低いドレンパンを準備します。

オイルフィルターの締付け

さて、無事オイルが抜けましたら、フィルターとドレンボルトの締め付けです。
それぞれの締め付けトルクの管理ですが、私はいつも、オイルフィルターはオイルシールがオイルポンプケースに接触してからの回転数で、ドレンボルトはトルクレンチで行っています。
オイルフィルターによって違いますが、今回取り付けたフィルターは接触してから3/4回転の指定がありましたので、オイルシールが接触するまで手で回し、残りはフィルターレンチで締め付けました。トルクで管理したい方は、純正のフィルターでの話しになりますが、サービスマニュアルには14N・mとの記載があります。

3/4回転はフィルターに印刷されている文字で判断しています。結構適当です。

今回使ったフィルターは、EXCEL RO-1105という怪しい社外品で、MADE IN MALAYSIA でした。フィルターレンチはスズキ純正の09915-47341を使っています。こちらのフィルターは二段になっており、どちらも14角ですが、奥側の対辺距離は64mmで、入口側は67mm用です。純正のオイルフィルターには、16510-84MA0(東京濾器)と16510-84M00(DENSO)の二種類がありサイズが違っているのですが、このレンチだとどちらのサイズのフィルターでも回せて大変便利です。今現在どちらのフィルターが販売されているのかは、最近社外品しか買わないので、わかんないです。ちなみにRO-1105は奥側がぴったりサイズでした。

格安社外品をいろいろ使っています。
ディーラーで買いました。1,000円しなかった気がします。

ドレンボルトの締付け

ドレンボルトの締め付けトルクは、35 N・m です。
オイルフィルターより手前にあるとは言え、手を伸ばした状態で、このトルクで締め付けるのは、私の筋力では無理でした。上向きに力が加えられると少しはマシなのですが、ドレンボルトのすぐ左側のフレームが邪魔をしてトルクレンチを掛けることが出来ませんでした。

この向きにしかトルクレンチをセットできません。力が入れにくいし、床が近くてラチェットの位置次第では回せません。

ということで、エクステンションバーを介して締め付けることに。使ったエクステンションは150mmです。これで少しでも体に近い位置で回せますし、上向きに回せますので、力が入れやすいです。

写真撮影のため片手で締めているようですけど、ちゃんとヘッドを保持して両手で締めてます。

オイル入れまーす

後は、規定量のオイルを入れます。マニュアル上の規定量はオイルのみ交換時で2.7L。オイルフィルター同時交換で2.8L となっていますが、実際にはレベルゲージで確認しながら作業しています。メーカーによっては、エンジン停止何分後に確認するのかがサービスマニュアルに記載されていませんが、エブリイの場合はエンジン停止5分後に確認と明記してありますので、とても親切ですね。私はレベルゲージの範囲内で少なめに入れる派なので、規定量入ったことはありません。

添加剤投入

そして、今回からベルハンマーライトを添加してみることにしました。今までは、ベルハンマーセブンを添加していたのですが、軽自動車専用が販売されましたので、変更してみます。軽自動車のオイル量に合わせて量を減らしたのみでなく、添加材の配合を変えてきているみたいです。アマゾンの販売ページのQ&Aで、セブンとの違いなどについてメーカーさんが答えています。気になる方は見てみてください。

オイル交換インジケーターのリセット

忘れないようにインジケーターのリセットをしておきましょう。
実は、前回のオイル交換から6ヶ月以上経過していまして、途中で一度、インジケーターのみリセットしていますので、今回のリセット操作はインジケーターが点灯していない状態でのリセット操作となります。手順は以下の通りです。

  1. イグニッションスイッチをONにする。
  2. 表示切替えノブを短押ししてオドメーター表示に切り替える。
  3. セッティングモードの表示(おそらくoCI)に切り替わるまで、表示切替えノブを長押しする。
  4. 表示切替えノブを短押しして、oCI 表示に切り替える。(たぶん、最初からoCIなので押す必要なし)
  5. 表示切替えノブを長押しして、rESEt 表示に切り替える。(ブザーがピッと鳴る)
  6. 表示切替えノブを長押し(かなり長め)して、SUCCES を表示させる。(ブザーがピッと鳴る)
  7. イグニッションスイッチをOFFにする。

あとがき

やっぱり、オイル入れ替えると気持ちいいですよね。実際にはきっと殆ど変わっていないんでしょうけど、気分的によく回りますものね。特に今回は添加剤を変えたので余計に回る気がします。これで、燃費も少しでもいいので改善すると嬉しいんですけどね。

ではでは。

スポンサーリンク