エブリイバン JOINターボ クラッチ調整

メンテナンス

購入したときにまず最初に何じゃこれと思ったのがクラッチのつながる位置。むちゃくちゃ奥でつながる。完全に切れてないんじゃないかと思うくらい奥の方でつながる。ディーラーさん、これいくら何でもって感じ。これが標準なの?標準だとしてもこれは許せない。というわけで自分好みに調整しました。

基準値は

まずは基準値を知っておこうと言うことでサービスマニュアルを調べました。ペダルに関しては以下の3つの基準値がありました。

ペダルストローク
クラッチペダルを奥まで踏み込んだときのストローク量(a)を測定します。
基準値:a=130±10mm

ペダルの遊び量
クラッチペダルを抵抗が感じられるまで押し込んだ状態で、ペダルの遊びを測定します。
基準値:b=10~20mm

クラッチが切れたときのペダルとダッシュパネルとのすき間
クラッチがつながる直前のペダル位置を測定します。
基準値:c=103~123mm

手順として次のように書いてありました。

警告:
次の手順を遵守しないと車両が急発進し、重大な傷害を負う恐れがある。
次の手順を遵守すること。

  1. タイヤに輪止めをし、パーキングブレーキレバーをいっぱいに引く。
  2. クラッチペダルを踏み込みエンジンを始動する。
  3. アイドル状態で、ギヤを1速に入れる。
  4. クラッチペダルを徐々に離し、クラッチがつながる直前の状態でペダルと床板とのすき間“c”を測定する。

マニュアルにはもう一つ”クラッチレリーズフォークの遊びの基準値”というものが存在しました。
これはペダル側では無く、クラッチワイヤーのクラッチ側での数値です。上記のペダルでの値が基準値を外れている場合、このレリーズフォークの遊びで調整するよう書いてあります。後ほど解説します。

どこで調整するの

基準値がわかったところで、次はどこで調整するのかを見てみます。
エブリイのクラッチはワイヤーによって作動します。このワイヤーのクラッチ側での接続部分で調整します。場所は車両右側の給油口扉あたりから下を覗き込むと見えます。結構奥の方ですが、ジャッキアップしなくても調整出来ます。

これを含め以下4枚の写真はすべて右側が車両前方です。

黒いプラスチックのカバーらしきものが見えるのでそれを取り外します。手で引っ張ると簡単にとれます。

外した黒いプラスチックカバーの爪の形状です。後ろ側を引っ張ると外れることがわかります。

カバーを外すと見えてくるのがレリーズフォークです。遊びの基準値を確認する場所です。
基準値は2mmです。
実際に調整するのはここでは無く、少し前方の手で回せる黒いアジャストナットです。

調整方法は

このアジャストナットをワイヤーのペダル側から見て右回りに回すとより手前でつながるようになります。左回りに回すとその逆でクラッチは奥の方でつながるようになります。

アジャストナット部には回り止めと思われる突起が車両側から出ています。アジャストナットの山の高い部分がこの突起部を変形させる位置で止めないようにしましょう。

結局は好み

レリーズフォーク部での遊びの基準値は2mmです。と書きました。マニュアルにも書いてあります。はい。実際にやってみました。アジャストナットを回すとこの隙間の値がどんどん変わると思ってました。ですが、アジャストナットをいくら締めようが緩めようがこの数値が変わりません。
ワイヤーを緩めた分だけレリーズフォークが追従してきて一向に隙間は変わらないのです。
もちろん、クラッチペダルの遊びやつながる位置は調整に応じて変化します。
私の車がヘンなのか、マニュアルが嘘ついてるのか。まあ、現実はそうなのだから受け入れましょう。
結局、私の結論は、好みのつながる位置に調整して、そのときにペダルの遊びがあれば問題なし。ということになります。したがって次からレリーズフォークのカバーは外さなくて良いようです。

ワイヤーは伸びて、クラッチは摩耗

当然のことながらワイヤーは伸びますし、クラッチディスクは摩耗します。クラッチのつながる位置がズレてきます。徐々に徐々にです。少しずつ変化すると人間は気付きません。がしかし、一度自分で調整すると割と定期的に意識するようになります。工具無しで直ぐに調整できますので気になる人は是非。

あとがき

結局、私のエブリイは新車状態から3回転半ほどアジャストナットを回して手前でつながるように調整しました。新車時は発進の度にストレスを感じていたのですが、とても運転しやすくなりました。それともう一つクラッチの調整により改善された事があります。ギヤの入りの悪さです。1速と2速のギヤの入りが悪くて閉口していたのですが、少しましになりました。プラシーボじゃ無いと思います。動力が完全に遮断できてなかったんですかね。
今回はこんなところです。では、また次回。

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