セロー250 ウィンドスクリーン 格安で大丈夫?

部品・用品

オフロード車にウィンドスクリーンは邪道かな~。でも、冬場のツーリング、快適なんだろうな~。一度試してみる価値はあるよな~。純正のスクリーンか、社外のセロー専用品か、はたまた汎用品を頑張って付けるのか。こんな感じでスクリーン選びが始まりました。

製品選定

製品選びで最後まで残ったのがこちらの4品。

  • YAMAHA アドベンチャースクリーン 定価 \23,870円
    ツーリングセローでおなじみ。純正だけあってしっかりしてそう。アクセサリーを付けるバーがあるのもポイント高し。材質:ポリカーボネート 厚さ:3mm 
  • ZETA アドベンチャー ウィンドシールド 定価 \18,700円
    社外品だがセロー専用品。こちらもしっかりしてそう。同じくアクセサリー用バーがポイント高し。材質:ポリカーボネート 厚さ:3mm
  • WORLD WALK ロングスクリーン ws-20 定価 \9,878円
    社外品だがセロー専用品。車体との取付は片側2点全4点支持なので問題なし? 材質:不明 厚さ:不明 
  • ADVATAGE 汎用クリアスクリーン 汎用品 定価 \1,850円
    社外品だし汎用品。車体との取付が片側1点全2点、力かかるとくるりと回りそう。材質:不明 厚さ:後述

まさにピンからキリまで。この価格差は何だ。
で、選んだ製品は最安値の汎用品。
そもそも、ウィンドスクリーンがどんなものか試したかったというのが根底にあるので、1,850円なら必要性を感じなかったときに処分してもそんなに痛くない。それがこちらを選んだ理由のひとつ。
他の理由として、商品レビューに、汎用品だがセロー250にぽん付け出来たとの記載があったこと。スクリーンの形がなんとなく好みだったことがあげられます。

概要

いつものようにまずは、重さから。

スクリーン本体、ステー、取付ねじ、すべて含んで320g。軽いですね。これでしっかり取付けが出来るのなら大変よろしい。

レーザー切断の切断面がアクリルっぽいんですけど、材質はわからないです。価格からしてもポリカーボネートではないですよね。きっと。

厚みは

最も厚いところで、2.7mm。

取付金具を付けるあたりが一番薄くて、2.5mm。

取付金具は厚さは1.5mm。鉄製のプレス加工品で片側のバリが若干残ってました。塗装ですのでそのうち錆びるでしょう。

取付要領

販売ページではワッシャーも黒だったけど、届いた商品はユニクロメッキ。

スクリーンと取付金具を先に固定してから車両に取り付けた方が良いようです。
少しでもスクリーンが高くなるように取付長穴の一番下にボルトが来るようにしました。この時点で本締めして大丈夫です。仮止めで取り付けてみたのですが、メーターバイザーとの隙間が狭かったりウインカーが邪魔で本締めしにくかったです。
購入サイトの写真では取付金具はスクリーンの内側に取り付けてあるようですが、私は外側に取り付けました。単なる好みです。どちらでも問題ないと思います。

また、取付金具は平面ですが、そこに沿うスクリーンには結構なRがついているので、スクリーンをボルトで無理矢理変形させることになります。ひずみを加えたまま長時間使ってるとひび割れ等の原因になりそうな気がしたので、私の場合、次の処置をしました。

取付金具2枚で挟み込んだ状態でヒートガンで加熱し、スクリーンが平面に近づくよう変形させました。

では、いよいよ車両への取付です。

ヘッドライトの取付ボルトを両側とも外します。

片側(どちら側からでも良いです)の取付金具を仮止めします。ボルトのネジが2,3山引っかかったぐらいのガタガタの状態の方が反対側のネジが入れやすいです。

スクリーンを無理矢理曲げて反対側のネジをねじ込みます。

取付金具の長穴の位置が左右同じになるように調整しながらヘッドライト取付ボルトを本締め手前まで締め込みます。私の場合、この位置がベストでした。メーターバイザー側に結構寄せてます。また、締め込むと取付金具の長穴の部分が内側に曲がります。曲がらないと取り付けできないのでそれでいいんだと思います。

左右の長穴の位置が同じでも、上から覗いてみるとこんな感じに捻れていると思うので、スクリーン上部を捻るなどして修正を加えた後、ヘッドライト取付ボルトを本締めします。レビュー通りのぽん付けです。

メーターバイザーとスクリーンの隙間はこんな感じです。

スクリーンと取付金具を止める袋ナットがメーターバイザーに接触しています。気にしないこととしました。

取り付けた状態でのスクリーン幅は285mmです。

メーターバイザー上部からスクリーン上部までが220mm。YAMAHAのアドベンチャースクリーンはどのくらいあるんですかね。気になります。

インプレッション

まずは見た目。

価格の割に良いでしょ。

スクリーンによる像のひずみ。写真で真後ろから見ると下部の左右でひずみが大きいですけど乗ってると全く気になりません。
乗ってみての防風効果は、めっちゃいいです。あごから下が幸せです。その代わりシールドを開けたときの顔への風が強いような気がします。あっ、今までスクリーンのついたオートバイに乗ったことはないので、他のと比べてどうなのかはわかりません。あしからず。
あと、気になる取付部の強度ですけど、なんてったって左右2点だけで固定されていますからある程度前後に力を掛けると動きます。ただ、下道を普通に走る分には少々風の強い日でも全く問題なかったです。高速道路ではまだ試してません。

まとめ

効果を試してみたくて購入した超安価なウィンドスクリーンですが、これで十分、いや、これはちょっとお薦めかもしれません。耐久性が未検証なので手放しでお薦めって訳じゃないですけど、価格を考えれば納得の一品です。ポリカーボネート製のスクリーンだって傷は付くでしょうから、買い換えが気楽に出来るこちらの方が良いのかもしれません。また、取外しが簡単なのも良いですね。夏場、風をいっぱい感じて走りたいときはボルト2本でノーマルに戻りますから。

今回はこんな感じ。バイバイ。

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