エブリイバンJOINターボのフロントスピーカーを交換しました。17cmにチャレンジしようかとも思いましたが、ここはおとなしく、クラリオンの16cmトレードインタイプSRT1633です。スズキ用のブラケットや配線も付いているので楽勝で取り付けできます。ただ、窓を開けたときにスピーカーとガラスのクリアランスが狭いのでスペーサーを自作して挟み込んでみました。
購入した製品はこちら
マルチアキシャル3WAYスピーカー。チタンがどうしたとか、ピエゾドームが、とか書いてあるけど所詮、数千円のスピーカーなので、余り期待はしていません。
至れり尽くせりの付属品と一個あたり675gの重厚感で、こんな価格で買えて良いんかなという感じ。
パイオニアとかケンウッドとかにも似たようなスピーカーありますけど、なぜクラリオンを選んだのかは、価格重視です。たまたまセールやってて安かったので、飛びつきました。
2023/01/01 追記
SRT1633は既に販売が終了しているようで、アマゾンでも取り扱いが無くなりました。”16cm トレードイン”で検索しても怪しげな中華製とかパイオニア、ケンウッドあたりが引っかかるのみになっています。なお、クラリオンの公式サイトにはまだ商品情報は掲載されています。月日が流れてリンクが切れてたらごめんなさい。
スズキ用のブラケットです。何も加工すること無く取付できます。ホンダ用のブラケットも入っていました。
クッションテープとハーネス。ハーネスは日産、スズキ、マツダ、三菱、ダイハツ共用だそうです。ホンダだけ専用のハーネスが入っておりました。
いっぱい入ってるけど、取扱説明書上では、右側のビスとスピードナットのみを使います。
取付準備
取扱説明書にしたがってスピーカーにクッションテープを貼り付けていきます。まずは裏側、ブラケットと当たる面です。
続いて表。後で気付きましたが、貼る意味ないです。何処にも当たりません。
内張剥がし
スピーカーの準備が出来ましたので、内張を剥がしていきます。
内張の外し方については別記事にまとめていますので、下記リンクからご覧ください。
既存スピーカー取外し
純正も16cmです。
取外しといってもビス3本弛めてカプラー1個引っこ抜くだけです。外してみてビックリしたのはこのスピーカーの軽さ。140gしかありません。よくあんな音が出てたなって感じです。
ビスが止まってた緑色のクリップは必要ありませんので取り外します。
こんな形の引っ掛かりです。裏側をラジオペンチ等で摘まめば、簡単に外れてくれます。
新スピーカー取付
緑色のクリップが付いていたところにスピードナットを取り付けます。挟むだけです。裏表あります。
ブラケットをネジ止めします。ボディーとブラケットの間にクッションテープを貼りたい気がします。
カプラーつなぎます。極性確認しました。間違いありません。
スピーカーとつなぎます。
ここでちょっと気になることが発生。全開にしたガラスとスピーカー後部磁石とのクリアランスが狭いです。ブラケット端面からガラスまで50mmで、
磁石後面からブラケットと当たる面までが45mm(仕様書上は44.5mm)ですので、隙間は5mmしかありません。磁石が当たることはまず無いのでしょうけど、配線が当たりそうな予感がします。
ということで、カプラーをドア板金の裏側に、配線をブラケットとドアの間にそれぞれ両面テープで固定しました。
それと、もひとつ、スピーカー裏の端子が90度に曲がってたのを少し下向きに曲げました。これでおそらく配線もガラスと干渉しないはずです。
あとは、ビス4本で固定して完了。
気付いてしまった事実
運転席側の取り換えが完了して内張を元通りにしてスピーカーあたりを押してみると、何やらやたらとたわむじゃありませんか。新しいスピーカーは純正の物より奥に位置している模様で内張とスピーカーの間が空いているようです。
助手席側を外して確認してみました。
外した内張の裏側のスピーカーが当たる部分に純正のスピーカーを置いて、内張がドア板金に当たる面(クリップが付くところ)にスケールを載せてみました。ほぼ同じ面に、スピーカーの当たり面があります。
同様に新しいスピーカーで見てみると隙間が結構あります。
7mm程度はありそうです。ということは、スピーカーの表に貼ったクッションテープはドア内張まで全く届いていません。
偶然、手持ちで厚さ20mmのクッションテープがありましたので、こちらを貼れば内張まで届くことになりますが、磁石(もしくは配線)とガラスのクリアランスも気になりますので、スペーサーを製作してスピーカーを少し内張に近づけることにしました。
スペーサー製作と取付
もっと密度の高い物で作らないとダメだよ~。みたいな声が聞こえてきそうですけど、3Dプリンターで作っちゃいました。
厚さ5mmです。スピーカーとブラケットの間に挟みます。
こんな感じです。これでガラスとのクリアランスが10mm確保できました。
スピーカー表面には20mmのクッションテープを貼ってみました。
後は、内張戻せば完了です。
あとがき
さて、スピーカー1個あたり4.8倍の重量差は音として何か訴えてくるのでしょうか。
で、有意義なレビューを期待されていた方、すみません。音に無頓着な私でも何か違っているのはわかります。言葉でうまく説明できませんけど。スイッチでスピーカーを切り替えて聞き比べができれば違いを説明できるかもしれません。そんなレベルの耳しか持ち合わせていません。も一度、すみません。
それより、今回スゲェーと思ったのは、新しいスピーカーのいい音よりも、純正のあの軽いスピーカーでよくあんな音出してたなってことです。
さて、この後の音に関する予定ですが、ボディーのいろんな所に制振材なんかを施そうとしてます。いい音を聞きたいためじゃなくて、雨の夜でも安らかに眠れる環境が欲しいためです。いつになるかわかりませんけど。
では、今日はここまで。
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