ウォッシャー液を使った覚えが無いのに異様に減る現象が発生したので、タンク周辺を確認してみると、タンク下部にあるポンプの吐出部から漏れていました。ネットを検索してみるとデミオのあるあるらしいです。対策部品も出ているようです。3,000円程度の部品なので新品にしても良いのですが、とりあえずお金を掛けずに対策してみました。
漏洩部確認と対策部品
タンク周辺を見るためカバーを外していきます。タイヤを外さず交換している方もいらっしゃるようですが、狭くて作業しづらいので右前輪を外してから作業しました。
まず、バンパー下のビス4本を外します。

ホイールハウス内側の前方および上方のクリップを外しカバーをずらすとタンクおよびポンプが見えてきます。

下から覗いてみるとウォッシャー液が漏れているのが確認できました。フロントウィンドウ用パイプの接続部分辺りから漏れているようです。

漏洩箇所が分かったので、修復方法等について検索してみると良くある症例のようでポンプの仕様も一体型に変更されていることが分かりました。ポンプを交換するとOKみたいです。
仕様変更後の部品番号は「DGH9-67-482」です。モノタロウで税込み3,000円弱のようですが、貧乏性の私としては、まず手持ちの接着剤等で修復できないかを試してみて、もしダメだったら新品交換することにしました。
ポンプの取り外し
ポンプをウォッシャータンクから外しますが、まず、フロント用、リヤ用の2本のパイプを抜きます。L字になっている部分のポンプ側を抜きます。

パイプを抜くとウォッシャー液が排出されますので、垂れ流しできない床でしたら何か容器で受ける必要があります。

ポンプ上部にあるカプラーを抜きます。

あとはウォッシャー液タンクにゴム製のグロメットを介して差し込んであるだけですので、車両右方向に引っ張ると抜けます。少々固いですけど。

フロントウィンドウ用パイプの接続部に亀裂が入っていました。

漏れ修正
手持ちの接着剤等で使えそうなものは、エポキシ系接着剤のアラルダイトと1液性のシリコンゴムKE45があり、どちらを使おうかと悩みましたが、今回はシリコンゴムで修復してみます。噴射時のウォッシャー液の内圧がどの程度なのかが分からないので、硬化後にカチカチに固まるアラルダイトの方が良いとは思ったのですが、硬化までに垂れてくることが予想できたので、厚めに塗っても垂れないシリコンゴムの方を採用しました。

清掃後に、こてこてに塗りまくってます。リヤ側の接合部からの漏れは無かったのですが、一応予防策としてフロント同様に塗布しました。

上から見るとこんな感じです。

取付
シリコンゴムの表面が乾いて手に付かなくなった時点で組み込みました。完全に硬化するまでウォッシャー液は入れません。
取付は逆手順でOKです。グロメットにポンプを差し込むときは洗剤を接合部に塗ってから差し込むとあっけなく入ってくれました。

あとは硬化を待って漏れの確認をするのみです。
あとがき
このブログを書いている段階でまだ漏れ確認が出来ていません。完全硬化後に確認してもし漏れているようでしたらこちらに追記していきます。数日たっても追記されない場合は漏れなかったと思ってください。
止まってくれてるといいんだけどな~。
あ、それと一つ注意点を。
カバーを止めているクリップですけど泥が詰まって外すのに難儀しました。無理すると割れちゃいますので気をつけてください。

では、では。
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