デミオ ディーゼル DJ5FS エアコンフィルターの交換

メンテナンス

完全に交換時期を逃しているエアコンフィルターを交換してみました。80,000kmでの交換です。もちろん一度も汚れを確認していませんし、清掃不可らしいので清掃もしていません。閲覧注意となるくらい汚れているのか、少々楽しみでもあります。交換に選んだフィルターはデンソー製のDCC4009です。フィルターの場所、外し方から注意事項まで解説します。工具は何一つ必要ありませんので、これを見れば普段ディーラーにお願いしている方もやってみたくなるかも?

選んだフィルターと選択理由

冒頭でも書きましたが、購入したフィルターがこちら。DENSOのDCC4009です。

純正は高いであろうとの勝手な思い込みで価格も調べずサードパーティ製に走ってしまいました。ネットを徘徊していくつか購入候補が上がりましたが、最終判断は会社のネームバリューでした。かと言って、機能的なところを見ていないわけではなく、本来の除塵性能や、それに相反する風量の維持、そして付加価値的な除菌、防カビ、抗ウイルス、脱臭などと価格のバランスも検討課題でした。
取替え時に純正を見て初めて分かったのですが、フィルターの表面積が純正の1.3倍ほどもあったのは、これから購入する方にとってプラスポイントだと思います。
フィルターのひだの数が、純正の26に対してDENSO製は43だったので表面積1.7倍?と最初は思ったのですが、

純正とはひだの方向が違います。縦横の長さはほぼ同じで190mm。

ひだの高さが、純正19mmに対してDENSO製は15mmでした。

純正よりフィルター自身がぶ厚いので通気性を確保するために面積を増やしたのか、単位あたりの通気性は同じだけどひたすら風量維持を狙ったのかは定かではありませんが、広いことはいいことだと思います。
気になった点は一つ。実質的に問題はないのですが、フレームとなるプラスチックとフィルターの接合部が、ひだの折り曲げ方向では未接着でした。折り目による圧力で密着させる設計意図のようです。

交換時期

80,000kmも放っておいた私が言うのも何なのですが、交換時期について調べてみました。
が、しかし、サラッと見た感じでは、取扱説明書にもサービスマニュアルにも具体的な数字が書いてありません。取扱説明書には次のような記載がありました。

デミオの取扱説明書から引用。

サービスマニュアルには、取り外してフィルターの汚れ具合を確認しなさい、としか書いてありません。やはり、乗車環境によって詰まり具合が随分と違ってくるので、一般論が書けないのでしょうか。ネット上の情報やフィルターメーカーの推奨では、1年に1回もしくは10,000kmごとなんて書いてありますが、8倍の距離を走ったフィルターを見る限り、少なくとも私の環境では、それは早すぎる気がします。風量に関しても交換前後で差は感じられません。鈍感なだけかもしれませんが。ちなみに臭いも気になるようなレベルではないことも申し添えておきます。

ところでエアコンフィルターって?

ところでエアコンフィルターって何処に装着されているのかご存知でしょうか?ここで言う何処とは、車のどの部分に装着されているの?という意味と、エアコンの空気の流れの中でどの部分をきれいにしているの?というふたつの意味があります。そんなの分かってるわという方がほとんどと思われますが、一応書いておきます。興味なしって方は「外し方」あたりにぶっ飛んでください。
まず、車のどの部分、については、殆どの車が助手席側のグローブボックス奥だと思います。デミオも例にもれずそこにあります。続いてもう一つの何処ですが、以下の図を見てください。

すべての車がそうなのかは知りませんが、デミオはこのような構造(吹出口を選択するドアについてはなんか複雑なので省きました)になっています。フィルターは、外気内気のどちらの場合でもすべての要素の上流側に位置していますので、送風、冷房、暖房にかかわらず常に塵や臭いを取り除いてくれます。ただし、フィルターより下流に臭いの原因があったとしたら脱臭の効果はほぼ期待できないことになります。カビが大好きな湿気が発生する場所はエバポレータであり、家庭用のエアコンがそうであるようにエバポレータより下流が臭いの巣窟であるとすればフィルターを換えても臭いを消すための解決にはならないことになります。

交換で期待できること

ネット上の情報で、臭いが気になったらフィルターを交換というのがありますが、これには懐疑的です。前章でも書いたように、既に放出された臭いや外から入ってくる排ガスなどの臭いはフィルターを通ることで軽減が期待されますが、新たに放出されるエバポレータとその下流からの臭いに抗うことはできないからです。フィルター自体が臭うという意見もありますが、埃やカビが堆積しているとしても常に乾燥しているフィルター部は主な原因にはなっていない気がします。
では、何のために交換するのかといえば、悪くなってしまった空気の流れを回復させることに尽きると思います。本来の目的である「塵の除去」の能力は堆積物が増えてもフィルターが破れない限りそう劣化するとは思えないですし、問題となるのは目詰まりによる風量の減少とそれに伴う冷暖房効率の悪化であると考えます。

外し方

御託が過ぎましたので、そろそろ外し方に入ります。
まず、グローブボックスを外す必要がありますが、写真の緑丸の部分4箇所で固定拘束されています。

このうち最初に外すのは上側の引っ掛かりです。グローブボックスの横の壁をこれでもかというくらい内側に押して変形させたまま手前に引くと外れてくれます。

こんな感じの出っ張りで引っ掛かっています。ちなみに、撮影の為、グローブボックス内の荷物を出していますが、特に取り出す必要はありません。量にもよりますけど。

続いて下側ですが、ヒンジの一部が切り欠いてありますので、グローブボックスを下の方まで開いて手前に引くと簡単に外れます。

グローブボックス下部のヒンジ。限界まで開くと手前に外れます。

グローブボックスの奥にフィルターが見えますので、ロックの爪を上下方向から摘んで手前に引くとフィルターが引き出せます。

ロック部分を横から見るとこんな感じです。

ぽっかりと穴が開いて取り外し完了です。

取付け方

フィルターを差し込んで、グローブボックスをもとに戻すだけですので、ほぼ、取り外しの逆手順で問題ありません。ロック部分は上下から摘まなくても中央を押して差し込むだけでロックされます。

フィルターには裏表があります。フィルターの手前部分に空気の流れを矢印で指示してありますので、矢印を下にして差し込みます。

もし間違って逆さまに差し込んでも爪の幅が異なるためロックすることができません。とは言っても、ロックしない状態でもグローブボックスを取り付けることはできます。きちんと奥まで差し込んでロックされたことを確認する必要があります。

こんなシールが同梱されていますので、目立たないところに貼ると次回交換の目安にはなると思います。

80,000km分の汚れは

見る人によって意見も変わってくるのでしょうが、私のものさしでは「な~んだ。こんなもんか」でした。まぁでも汚いことに違いはないので、写真は少し小さめにしときました。

ひだの内部も思ったほどの堆積はありません。

が、この汚れの中を通った空気を吸っていたのね、と考えると微妙ではあります。

あとがき

80,000kmでのエアコンフィルター交換でした。風量が少なくなっているとかの症状は全く感じていなかったので、換えたことで何か変わったかというと、何も変わっていませんが答えになります。気持ち的には、あの汚れの中を通っていないということで、爽快ではあります。今回はじめて交換してみて、簡単に汚れを確認できることが分かりました。慣れれば2分とかからない気がします。次交換するのはおそらく10万kmを超えてからだとは思いますが、汚れ具合の点検はもっと頻繁にできるな~と思った次第です。

最後になりましたが、アマゾンさんの商品リンクを載せておきます。DENSO以外のメーカー製も「デミオ エアコンフィルター」なんかで検索するとたくさん出てきます。

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