デミオ ディーゼル DJ5FS オイルおよびオイルフィルター交換 / 自作オイルフィルターキャッチャー初使用

メンテナンス

通算14回目のエンジンオイルとそのフィルターの交換を行いました。初めての方でもオイル交換が出来るようになるべく詳しく交換手順を記すと共に、前回記事で紹介した自作オイルフィルターキャッチャーの使い勝手なども見てみたいと思います。

交換前の状況

交換時の走行距離が、80173km で前回交換時が、73954km でしたので、ちょっと走りすぎの 6219km 走行での交換です。交換前には必ずオイルの量をチェックして増え具合を確認しています。DPF再生などのエンジンの状況をチェックできるためです。

オイル交換前のオイル量:前回交換時のオイル量はレベルゲージのミニマムを少し超えたあたりでした。


オイルの増え具合は、走行距離やDPF再生間隔からすると妥当なところでしょうか。74000kmから80000kmまでのDPF再生間隔の平均は185kmでした。回数は21回です。
DPF再生間隔の平均が100kmを下回っていた頃には、走行距離3000kmを超えるとXマークに達していたので、添加剤投入などの対策が功を奏しているようです。

使用工具

交換に使った工具は以下の通りです。

  • +ドライバー No2
  • ヘキサゴンソケット 9.5Sq 二面幅8mm
  • スピンナーハンドル 9.5Sq
  • オイルフィルターレンチ
  • エクステンションバー 9.5Sq 75mm
  • T型ソケットハンドル 9.5Sq
  • オイルフィルターキャッチャー
  • トルクレンチ 9.5Sq
  • オイルジョッキ 3L
  • オイルトレイ 6.6L
  • ガレージジャッキ


+ドライバーは、10mmのレンチでもかまいません。また、T型ソケットハンドルは使いやすいのでいつも使っていますが、スピンナーハンドルで代用できます。
あと、ウエスも必須です。
交換したオイルはマツダ純正のSKYACTIVE-D 0W-20 (K020-W0-538E) です。
オイルフィルターも純正で、SH01-14-302A です。

交換手順

オイルを交換する前に、排出を容易にするためエンジンを暖めておきます。

車両の持ち上げ

オイル交換時はいつも、リジットラックではなく、12cm幅のコンクリートブロックの上に乗せて作業をしています。前輪は木製の自作カースロープを使って自走で乗り上げています。

後輪はガレージジャッキでコイルスプリング下部を持ち上げてコンクリートブロックを敷き込んでいます。ここをジャッキで持ち上げても大丈夫という根拠はどこにもありませんので、気になる方はまねをしないでください。

オイルを抜きます

カバーでドレンプラグが隠れていますので、まず、カバーを外します。ネジ1本で止まっています。ネジを外してから車両前方にスライドすると外れます。

ドレンプラグが見えます。理由はよく分かりませんが、デミオは六角穴付きのプラグになっています。

ドレンプラグを緩めます。写真ではスピンナーハンドルのヘッド部分を手で支えていませんが、六角穴付ボルトって思ってるよりなめやすいので、変なねじりトルクがかからないように、ヘッド部分も支えた方が良いと思います。

手で回る程度に緩んだら、スピンナーハンドルのヘッド部を真っ直ぐにしてソケットからハンドルまでを一直線にして緩めると、緩めやすいですし、ボルトが外れたときに手にオイルがかかりません。普通の六角タイプのドレンプラグだとマグネット付きのソケットとかでないと、外れた時にオイルトレイにドレンプラグが落ちたりするのですが、六角穴付きのドレンプラグではその心配がほぼ無くて、その点ではありがたいです。
出始めは結構な勢いで出ますので、オイルトレイを置く位置に注意が必要です。

抜けきるまでしばらくかかりますので、その間にフィルターを外します。

オイルフィルター外し

こちらもまず、カバーを外します。ドレンボルトカバーの少し前にあります。ネジ1本を緩めて車両左にスライドすると外れます。

カバーの奥にオイルフィルターが見えますので、手で緩む程度までフィルターレンチで緩めます。
奥深いところにありますので、75mm 以上のエクステンションバーが必要です。写真ではスライド式のT型ソケットハンドルを使っていますが、スピンナーハンドルでも問題ありません。

後は、オイルフィルターを手でくるくると回して下方へ取り出すのですが、この時うまくやらないと手がオイルまみれになってしまいます。今までの私がそうでした。で、今回からは違います。
まず、オイルフィルターキャッチャーをセットします。

フィルターキャッチャーごとオイルフィルターを回して取り外します。

オイルフィルターキャッチャーの使い勝手

自作オイルフィルターキャッチャーの初実戦です。上の写真のようにサイズが結構ギリギリです。手で回す部分の絞りを付けていなかったら周りのカバーが邪魔をして使えなかったかもしれません。
緩めて取り出すまで全く漏れること無く作業が出来ました。廃油がたまる部分の容量も全く問題ありませんでした。

今までの手の汚れを考えると素晴らしい進歩です。ただ、取り出した後に、気の緩みからか、カバーに接触させたり、傾けたりで、カバーを汚したり、オイルをこぼしたりしてしまいました。フィルター上面より、フィルターキャッチャーの上面を低く設計していたのですが、ほぼ同じ高さにした方が傾けたときのオイルのこぼれに有効な気がしました。多分作り直します。
ということで、オイルフィルターキャッチャー1号機は、少々の手直しが望ましいですが、基本性能は十分でありました。

ドレンボルト締め付け

ドレンプラグのワッシャーは新品に交換をお奨めします。規定トルクで締め付けたワッシャーが次のようにかなり塑性変形しています。再利用するとワッシャーの変形代がほぼ無いのでオイルがにじむ可能性大です。

私が使っているワッシャーは、MonotaROで買った安物です。サイズは、外径20mm、内径14mm、厚さ1.5mmです。寸法さえ適合すれば、材質等は何でも良いんじゃ無いかと思っています。次買うときは同じサイズの銅製にしようと企んでいます。残り量からするとかなり先のような気がしますが。ちなみに私が乗っているDA17Vのエブリイジョインターボのドレンワッシャーも全く同じサイズです。

ドレンプラグとオイルバンの座面は綺麗に掃除しておきます。
マニュアルによると締め付けトルクは、30Nm~41Nmと結構幅広い設定となっています。
車両下の狭い空間での作業ですので力が入り辛いです。今回は36Nmで締め付けています。

この写真も手を添えていませんが、緩めるとき同様にヘッドを手で支えて締める方がネジをなめにくいと思います。また、ソケットをしっかり奥まで差し込むことも大切です。

オイルフィルター取り付け

フィルター取付けのシール面を清掃します。その昔、会社の先輩からフィルターのOリングが残っている場合があるので良く確認しろよ。なんて言われましたが、私はその現象に遭遇したことがありません。どうなんでしょうね。まぁ、清掃をしていれば必ず気付きますので、清掃は必ず。ということで。

新しいオイルフィルターのOリングにエンジンオイルを塗布します。

締め付けトルクは15N・m~20N・mです。もしくはシール面にOリングが接触してから一回転締め付けます。私はいつも後者の方法で締め付けています。まず、手で回していくとシール面に接触する感触が手に伝わりますので、そこからフィルターレンチで一回転分締め付けます。

オイル注入

オイルの規定量は、次の通りです。

オイル交換のみの時4.7L
オイルフィルター交換時 5.1L
全容量 5.8L

今回はオイルフィルターを交換しましたので 5.1L です。だからといって一気に規定量入れるのではなく、まず、4.5L位入れてレベルゲージで確認しながら追加していきます。

余談になりますが、これまた先輩からの指導で、あまり勢いよく注入すると、注入口からあふれ出る車種はこれこれだから、ゆっくり入れるんやで。と言われていました。シリンダーヘッドから下へ落ちてゆく油路が狭くて注入口に逆流するというわけです。せっかくありがたい言葉をいただいていたのに、お客様の車でしっかりやっちゃいました。後の掃除が大変だった記憶があります。何十年も前の初代 Honda City の話です。あれ以来、初めてオイルを入れる車種は慎重に入れるようになりました。
デミオは頑張って飲み込んでくれるようですので、勢いを気にする必要はありません。

オイル量チェック

規定量より少なめのオイルを入れたら一度エンジンをかけて、オイルフィルターやエンジンの油路にオイルを回してやります。30秒から1分程度で十分だと思います。
エンジンを止めて「しばらく」してオイルレベルを確認します。少ないようでしたら少し足して再確認します。この時はエンジンをかけ直す必要はありません。次の写真は4.5L入れたときのゲージの様子です。私はいつも下限より僅かに多いくらいにしています。これは人それぞれ考えがありますので、上限、下限の範囲内であれば、お好きな量で良いと思います。

ここで、括弧書きの “しばらく” の話なのですが、エンジンを止めると重力でオイルがオイルパンに集まってきます。したがって、停止後の時間によってオイルレベルが変化することになります。気の利くサービスマニュアルには、この時間も指定してあるのですが、デミオのそれには何の記載もありません。ディーラーのサービスに聞いても明確な答えは返ってきません。ということで、しばらくはしばらくです。私は2,3分後にチェックするようにしています。ちなみにスズキエブリイジョインターボは停止5分後にチェックするように明記してあります。

漏れ確認

レベルチェックが出来ましたら、もう一度車両の下に潜ってオイル漏れが無いか確認をしています。大丈夫なようでしたら、外した二カ所のカバーを取り付け、車両を下ろして完了です。ボンネット内にウエスなどを置き忘れないようにチェックはすべきだと思います。
あと一つ、よくあるミスなのですが、廃油がなみなみに溜まったオイルトレイを動かすときには注意が必要です。特に滑りの良くない床でスライドさせるときは要注意です。容量6.6Lのものを買っているのですが、油断すると床が真っ黒です。

エンジンオイルデータのリセット

オイル交換の走行距離に達するとメーター内のレンチ表示が点灯しますので、このデータをリセットしておく必要があります。手順は次の通りです。

  • 電源ポジションをOFFにする
  • オド/トリップ 切り替えボタンを押したまま、電源ポジションをON(エンジンをかける必要はありません)にして、マスター警告灯が点滅するまで、オド/トリップ 切り替えボタンを押し続ける。時間にして約5秒程度です。点滅が始まればボタンを離して大丈夫です。
  • マスター警告灯の点滅が終了するとリセット完了です。
オイルデータのリセットの操作。カメラアングルが悪くてマスター警告灯が写っていません。△の中に!マークです。

トリップがクリアされる時がありますので、操作前にあらかじめオド表示にしておくと良いです。

あとがき

ディーラーにお任せすると結構な料金が掛かったりしますので、オイル交換は自身でやるととても経済的です。私はいつも20L缶をネットで購入しています。購入のタイミングで一番安い店を選択しますが、アマゾンの店舗が大体いつも安いです。オイルフィルターはMonotaROで月に一回程度ある全品10%引きの時に購入しています。廃油の処理は、これまたMonotaROのオイル処理ボックスに流し込んで燃えるゴミとして処分しています。

オイルフィルターキャッチャーの製作に興味がありましたら次のリンクを辿ってみてください。


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