エブリイバン セロー250積載用のフックを付ける JOINターボ

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セロー250ファイナルエディションを県外で購入したので、エブリイバンに積載して持ち帰ることにした。軽バンにオートバイを積載した経験など無く不安であったが、そうと決めたらやるしかない。JOINターボの荷室にはフックが皆無なので、まずはフックを何カ所か取り付けた。どんなフックを何処に付けたのか。興味のある方は読んでってください。

何処に付けるのか

エブリイバンのJOINターボには荷掛フックがないのです。軽バンなのに一つも付いていません。嘆いていても始まらないので、とりあえず純正アクセサリーのカタログを見てみました。残念ながら床に取り付けるフックはありません。

純正で取り付け可能な場所は荷室の窓の下側にM6のネジが片側2カ所で計4カ所。

そして窓の上側に同じサイズのネジが計4カ所しかありません。これではどうにもなりませんので、
床のマットをめくってみます。

はい。穴がありました。写真で場所がわかりますでしょうか?テールゲートを開けた車両最後部です。左右とも同じ位置に穴が空いてます。内側の穴が直径10mm、外側は7mmです。折角取り付けるなら頑丈な方が良いかなということで、内側の穴で決まりです。ただ、ここにはナットが存在しませんし、薄い鋼板が一枚で、曲げやリブの無い形状ですので裏側から大きめのワッシャーを挟んで固定する必要がありそうです。

スライドドア側のマットもめくってみました。良さげなネジがシートベルトのアンカーの周りに4カ所もあります。しかもちゃんと裏側にナットがあります。何のためのネジなんでしょうかね。サイズですが、緑線で囲っているところがM8です。青線で囲っているネジはインチねじ(7/16-20 UNF)という訳のわからんものを使っています。と言うことでM8のいずれかに固定します。

これで床面に4カ所フックが固定できそうです。壁面の窓の下の後ろ側にも予備として2カ所取り付けることにしました。

購入した商品

M10、M8、M6用の3種類のフックが必要とわかりましたので、まず近所のホームセンターで探してみましたが、使えそうなものがありません。続いてネットで漁ってみました。トヨタ純正のロープフック(66311-28010)やストライカーアッシー(58460-33010)が候補に挙がりましたが、最終的に購入したのはこちらです。

デイトナの汎用荷掛フック 8mm(93018)汎用荷掛フック 10mm(93017)です。
この二つの商品は穴の大きさが違うだけでフックのサイズなどは全く同じです。
M6用は適度なサイズのがありませんでしたので、M8用で代用します。

M10のフックを付けるところはなるべく大きな厚いワッシャで補強したかったので、直径50mmのものをホームセンターにて購入。ユニクロメッキでも良かったのですが、ステンレスしか置いてませんでした。
ボルトとナットは家にころがってたものを利用してます。

取付

では、実際に取り付けてみます。まずは、ただねじ込むだけの壁面から。

特に何も申し上げることはございません。

続いて、スライドドア横のフックです。マットをめくるためプラスドライバーで回すタイプのクリップを外してカバーを取り除きます。

このクリップ、ドライバーで回しても回してもネジが緩んでこないことがありますが、ネジと一緒に外周部も回っているためですので、爪などで外周部の空回りを押さえてやればすんなりと緩みます。

後はフックをねじ込むだけです。

最後、テールゲート脇のフックです。リヤバンパーを外す必要があります。
まず、ナンバープレートを外します。続いて、バンパー上部のネジ(青)とクリップ(緑)の計4カ所を外します。

リヤタイヤハウス内のバンパー上部のクリップを外します。左右とも同じ位置にあります。

写真では場所がわからないと思いますが、後退灯あたりをバンパー下から覗いた位置です。左右同じ位置にクリップが1個ずつありますので外します。
以上8カ所を外すことでバンパーが外れるはずです。

バンパー左右の引っかかりを外しておきます。

テールゲートのラッチ部が少々邪魔ですが、乗り越えるような感じでバンパーを若干変形させながら引っ張ると外れます。

灯火類のカプラー一カ所を外すとバンパーが完全に外れます。

左右に四角い窓のようなものが付いています。この部品ははめ込んであるだけです。下側の引っ掛かりから先に外す必要があります。

ゴムをめくったところに手を入れて上に力を加えながら手前に引いてみてください。

四角い穴を中を覗くと直径10mmの穴の裏側とご対面できます。

ワッシャーを挟んで固定します。

バンパーを逆手順で取り付けていくと完成です。

あとがき

さて、セローは無事積めたのでしょうか。はい。大丈夫でしたよ~。200kmの道のりを増し締めすること無く積んで帰ることが出来ました。積載時は後部座席とマットを外し合板を敷いてました。取り付けたフック以外にも、ハンドルは後部座席の手すりに、前輪を助手席シートレールの後端部に縛り付けました。左側面のフックは結局使いませんでした。
しばらくフックがいるようなものを積む予定はありませんが、フックはそのまま取り付けてあります。マットの下なのでカチャカチャと異音が出ることもありません。側面のフックは外してます。

今回はここまでです。何か参考になったことはあったでしょうか?
では、またこんど。

コメント

  1. ちゃりん より:

    とても勉強になりました。この記事をお手本にして同じ作業をする予定です。ありがとうございました!

    • rimo rimo より:

      ちゃりん様
      返信たいへん遅くてすみません。
      もう、作業は完了しているでしょうか。無事出来てるといいのですが。

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