ウインターオーバーパンツ購入。KOMINE PK-908 良いところ、悪いところ。

部品・用品レビュー

昨年の冬はスノボ用のオーバーパンツを流用していたのですが、やはり、ライディングポジションでは、パンツの股下寸法が不足気味で、足下を中心に少々寒い思いをしていました。そこで、セロー250に乗り始めて2回目の冬にしてやっとオートバイ用のオーバーパンツを購入しました。コミネのウインターオーバーパンツII PK-908という製品です。田舎住まいで近所にまともなオートバイ用品屋さんが無いこともあり、通販で購入です。


私のサイズとパンツのサイズ

レビューの前に私のサイズを晒しておきます。身長171cm、体重52kg、ウエスト64cm、股下75cm、の短足、痩せすぎ体型です。ジーンズを買うときなどは、男物だとウエストが大きすぎてまず合いません。女性用のウエスト26インチ位のハイライズがベストサイズといった体型です。と言うわけで買ったサイズは一番細めの “S” 。このパンツ、ウエストサイズが細いものでも股下寸法が確保してあるので、好印象です。各部のサイズは図1を参照してください。

図1:各部寸法 製品寸法であり、目安サイズではありません。コミネ公式製品サイトから引用。

各部の作り、寸法

まず、少しお断りを。ほとんどの写真において、色がグレーっぽく写っていますが、私の撮り方が下手なだけで実物は明らかに黒です。

先にも書きましたように通販での購入ですので、手元に届いてはじめて商品を確認しています。で、まずはじめに、おやっと思ったのが、中央(前)のジッパーが無かったことです。オーバーパンツって無いのが普通なの? あるものだと思い込んで確認すらしていなかった私が悪いのですが、ちょっと不便でないかなと思ってしまいます。

右側がフルオープンになるのは、商品紹介ページに書いてあったので承知済みでした。裏地はキルトでお尻と膝のプロテクター部分のみ薄いフリースっぽい生地が重ねてあります。中綿は主観になりますが、必要十分です。

フルオープンですが、ジッパーを上から下ろしていくと一番下ではジッパーが左右に分離しません。完全に開きたいなら下から上に開ける必要があります。

ボトム部ではジッパーの分離ができません。

左側のジッパーはベルクロで調整できる部分にのみあります。インナーフラップはついていませんが、レインウェアではないので問題ないでしょう。

唯一のポケットは左側にあります。ベルクロとスナップで固定できます。サイズは、フラップの折り返しまでの深さが180mm、幅は170mmです。

ボトム付近の内側には補強の布が当ててあります。

ウレタン製のプロテクター(パッドと言った方が良いかも)が挿入してあります。膝のみです。脛には何もありません。また、残念ながらCE規格ではありません。取り外しもできません。3D形状ではなく単なる平たい板です。結構横幅が広く曲がりにくいので履いたときのシルエットが左右に広くなんとも不細工です。

ひょうたん型の縫製痕がウレタンパッドの形です。フリース生地に縫い付けてあります。

お尻には滑り止めのパッチが縫い付けてあります。左右で高さが違っていました。気にする人なら返品ものでしょうか。私は気になりませんが、店頭で選択できたのであれば選ばないですね。

各部のサイズを見ていきます。
まず、ウエスト。強めのゴムで28cm程度まで縮んでいます。ゴムを完全に伸ばすと40cm程度になります。左サイドのアジャスターは一番伸ばした状態で測定しています。

アジャスターの調整代は、10cm程度あります。ゴムが強いのでよほどウエストの細い人でないと締め込むことはないような気がします。

裾幅は、23cmです。 絞り込むと、19cm程度になります。このアジャスターの縁の部分はリフレクターになっています。KOMINEの文字は反射しません。

わたりは、31cmです。

股下は、83cmでした。仕様上は84cmなので、若干短いです。個体差でしょうか。

股上は、前側29cm、後ろ側37cmです。内股のあわせ(縫い目が十字に交差する部分)が前側に少しずれている縫製なので、後ろ側が長めの寸法になってますが、履いてみると前後ほぼ均等で、むしろ後ろがもう少しほしいかなと感じました。

収納サイズは、直径15cm、長さ28cmくらいになります。

素材は中綿を含めすべてポリエステルでアウターシェルにはPUコーティングが施してあるようです。

洗濯の指示はこうなってます。一行目で無理難題を言っているような気がします。

もちろん中国製です。


履いて(乗って)みた感想

まずは、サイズ感ですが、私のような体型であれば “S” がベストだと思います。ただ、ウエストのゴムは結構きつめです。1サイズあげても股下寸法が同じなので、ゆったりしたものの方がお気に入りであれば “M” でも良いかもしれません。

自分の股下に対して、パンツの股下が随分と長いので、膝を曲げたときに余裕があって好都合です。歩いているときは確かに長すぎるのですが、裾幅をアジャストできますから裾が地面と擦れる事は皆無です。

ニーグリップをすると膝のパッドに少々違和感を感じました。

オーバーパンツで一番の評価基準は、防寒性能だと思いますが、あったか島国、四国はまだ本格的に冷えてないので、評価が難しいです。ただ、気温が高めではありましたが、防風性や防寒性は感じ取れましたので、生地の厚さ、中綿の量からしても冷え込んだ時もプアな防寒性能ではない気がします。また、膝のパッドが防寒に対して良い仕事をしていると実感できます。


良いところ

  • 暖かい
    極寒での経験はまだですが、十分な温かさがあると思います。アマゾンなどのレビューにも暖かいという意見が多かったのが購入した理由の一つでもあります。
  • 股下寸法
    痩せすぎ体型のあるあるで、男性もののウエストが合わず、女性ものでウエストを合わすと股下が足りないってのがあるのですが、この商品は股下寸法がしっかりと確保されています。逆に小柄な方がウエスト基準で選ぶと、さすがに股下余るだろうなと想像します。
  • コスト
    生地の厚さや縫製のしっかり感、そして暖かさを考えると、実売10,000円弱の価格は納得です。

悪いところ

  • ジッパー
    右側だけフルオープンは中途半端。なぜ、右だけフルオープンなのでしょう?結局ブーツを脱がないといけないので、オーソドックスに中央のジッパーで良い気がします。そうすると左右にポケットつけれるし。でも、一番の希望は、左右フルオープンだったりします。
  • 正面からのシルエット
    卓球のラケットくらいありそうな膝パッド。正面から見たときの横幅、主張しすぎです。ただし、見方を変えて防寒要因として考えると、まあまあ優秀ですし、3Dでなく平面なので、割とコンパクトな収納サイズに寄与しているとも考えられます。何を優先するかで長所にもなり得る膝パッドですね。

あとがき

つい最近買ったオーバーパンツのレビューでした。まだ、雨の中を走ってないので防水については未知数です。レビューを見る限りでは、あまり期待しない方が良さそうですし、商品のタグにも「完全防水ではありませんので、雨天長時間走行の場合はレインウェアのご使用をお奨めします」と書いてあります。10,000円ですからそこまで期待しちゃだめですよね。

最後になりましたが、アマゾンサイトのリンクを張っておきます。左側が今回レビューしたもので、右側が同じ価格帯でCE規格の取り外せるプロテクターが装着されているモデルです。

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